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【八甲田山】10/17_ver1「空仲間が救援物資とともに現れた」





2020年10月17日

青森県十和田市田代平ベース 6度 東3m

(写真 山本さんと久田さんからの差し入れ! ウ〜〜ダンケ!.)



 昨日の八甲田山ファーストフライトの余勢をかって、これなら田代平ベースで飛べるか!? 八甲田の二本目は近場から飛びディテールに迫りたい! てなわけで移動。ちょうど週末と言うこともあり八戸の仲間と田代平で飛ぶ約束もしていた。


 仲間の久田さん(70代)と山本さん(50代)がやってくると、ドドーンと差し入れも! パンにお握り、カップ麺3個、納豆巻き、ごそっとソーセージ、バナナ5本、コーヒー、ドリンク、も〜最高~っす! ありがたくいただき、撮影行のお供とさせていただきます!


 結局、田代平は風も光も悪く僕はフライトを早々に断念。久田さんと山本さんのサポートに回りフライトを見守る。微風のなかを綺麗に飛んでいるのだが、パラの揺れが収まらない。周囲の風は落ち着いているが、田代平はやはり山を越えて行く本流の影響を受けているようだ。ま、ここは八甲田連峰の風の通り道みたいな所だからな。風はマゼコゼだ。無事着陸してくれてホッとしていた。


(ベテラン 山本さんのテイクオフ! パラを目視確認したらパワー全開!)

(久田さんのフライト2本目! 足をだして着陸寸前!)



 「たごちゃん、今日の俺のフライトは伝説かな?」フライト後、久田さんがいった。俺は大きく頷き「あれ以上素敵な着陸はない」と付け加えた。実は、久田さんは一本目のフライトで離陸するやいなや、高度15mでエンジンストップ。そして急旋回して駐車場にハードランディング。無傷、破損無し。なんという幸運の持ち主か。離陸するとパラの紐が絡まってて、あれこれするうちに自らエンジンカットしてしまったそうだ。初歩的なミスである。しかし、そんなこんなも含めて、対策して自分のフライトシステムを組んでいく。モーターパラグライダーってのはそうゆう乗り物なのだ。



 分かれてから、今日の久田さんのフライトを思い返していた。自分ならどうするだろうか。高度15mじゃ、残り時間は3秒。何もできない。可能な限り障害物をよけてフルフレアー(ブレーキ)するだけだ。やはり彼は幸運だに行き着いた。きっと久田さんは飲むたびに、この武勇伝を語り続けるんだろうな~。超いいね!!! 伝説の数だけ人生は輝くのだ。生きてて良かった久田さん! 

 久田さん、山本さん、また一緒に飛びましょう! やっぱり空仲間は最高だぜ!

 


 多胡は日本全国を飛び回ってます。お近くにいらっしゃるようでしたら、是非一報を! 一緒に飛びましょう! 



【救援物資】


山本さま

カップ麺2個

パン1個

バナナ1ふさ

ソーセージ1パック

ドリンク1本



久田秀雄さま

納豆巻き1パック

お握り1個



ありがとうございます!!!




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