【秋田・熊取平】芝職人を包み込む空間


【写真】鹿角市熊取平。左の黄色い草は牧場。中程と右の緑は草地。運営中と放棄された場所もある。木が並ぶ筋は沢。クマが行き交う。



熊取平には広大な芝生のフライトエリアがある! 否。芝生養成地をフライト用に借用させてもらっている。今回も(有)津軽芝生の三上さんにお世話になっている。三上さんとは去年の秋にであい、この場所から熊取平、十和田湖、八甲田山の撮影に取り組んでいた。(フライトエリアは写真右上)。

熊取平には自然だけがある。開放的で吹きっさらしの高原は自由だが、独特の厳しさを持ち合わせている。飛行機の音に耳をやり、飛んで来たと空を見上げ、車の音がすると誰か来たなと目を動かす。遠くに見える黒い物体は岩か犬かと目を細めると、ツキノワグマだったりする。日本とは思えない空間が広がっている。戦後の食糧難で開拓民が切り開いた原生林。そこが熊取平だ。人と接することはほぼない。むしろ、人と遭遇することに驚きを覚える。

毎日のように顔をあわせる芝職人さんとも顔なじみになり関係性はよかった。きっと人がいない分、人との関係性が強くなるのだろう。

僕はなんどか三上さんの芝生養成地を撮っていた。原生林の中で繰り広げられる三上さんの仕事現場を俯瞰したかったのだ。こんなことがあった。二周ほど芝生養成地を旋回し低空飛行で芝に迫ると、職人さんの伊藤さんがレンズの前に立った。ナイス、構図は完璧だった。僕は翼の安定を図り伊東さんに迫った。すると……

プリケツ!!!

いきなりズボンを下ろし尻をだしたのだ。

その模様は完璧にレックオンされている。

そんなこんなも含め、津軽芝生の皆さんとは仲良しだ。「上映会をやりたいんだ。去年の秋とこの夏の映像で」。僕は三上さんにたずねた。すると三上さんの顔からは嬉しさと困惑した表情がみてとれた。「5月からいままでずっと休みがないんだよ。仕事がはけなくてね」。5月と言えば熊取平の雪がなくなり活動のはじまる時期だ。この場所で飛べるのはゴールデンウィーク以降だよと聞かされていたのを思い出した。働きづめの上に、これからお盆前のラッシュに向かうという。上映会はなんとかしたいが、雨が降ると芝作業ができず見通しが立たなかった。

これもまた現実。受け入れるより他ない。お互いに元気に半年をのりきり、再開で十分と思うことにした。秋には紅葉に合わせこの界隈の再訪を予定している。その時に一緒に楽しい時間をすごせたらと思いつつ。その時は、プリケツ映像でワラケましょう!

Have a nice day !!!

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