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【種差海岸】9/28「撮ったその後に意味がでる」


(写真 種差インフォメーションセンターに常設されている展示映像の前で)


2020年9月28日 

青森県八戸市 種差海岸



 八戸のフライヤー仲間の山本さんと種差海岸を歩く。途中、俺が撮った映像の展示してある「種差インフォメーションセンター」にむかう。そして初めて実物の映像を見る。「カメラマンは撮るが、意外とその成果物を見ることはすくない」て、俺だけか? 「ま、2014年。俺は頑張ってたよ。映像に魂はってるわ」と頷いてしまった。また今、撮ったら違うだろうなとも。2本で7分程度の作品を二度ほどみる。

 種差海岸の芝生の上を歩く。やはり海辺の芝生は格別で気持ちがいい。寝転んだ。昔はここに馬が歩き、その隣でお弁当していたというのだから。柵なしでだよ。随分と時代は変わったものだ。

(写真 種差海岸の前には当インフォメーションセンターがある)



 種差海岸の目の前に暮らす柳沢さん(70代)をたずねる。種差観光協会の会長をやられてて、撮影当時も大変お世話になった。わざわざ種差の海に潜り、ウニを捕ってそのまま食べさせてくれた。柳沢さんは種差の景観を伝えることと、鳥瞰図絵師の吉田初三郎を研究されている。鳥瞰図とは描かれた地図が、まるで空から見たように一望できる手法の地図をいう。柳沢さんとは6年ぶり、アポなしの再会にもかかわらず話は弾む。

 吉田初三郎は大正から昭和にかけて活躍した絵師だ。その作品に「種差海岸」は「陸奥金剛」と記されていたということ柳沢さんは教えてくれた。「金剛」とはいまでいう北朝鮮にある有名な岩場の海岸線。その場所と種差はよく似ているということで「陸奥金剛」と名をうったようだ。戦後「金剛」は「海岸」に書き換えられたと言うが、「金剛」と名を打つ場所はそんな意味が隠されているようだ。「吉田初三郎が生きた当時は満州国があり、北朝鮮も日本の領土であった。そのことが鳥瞰図からも分かるんだよ」と柳沢さん。

 描かれた絵が、時を超える。そして意味が掘り起こされる。アカデミックな世界だな。


(写真 種差海岸に詳しい柳沢さんと)

 種差海岸の中程にある白浜にもどる。一人になり波の音を聞きく。柳沢さんがなぜあの話を突然と押しかけた僕にしたのかを考えていた。もしかしたら撮り手へのメッセージだったのか……。なんとなく、俺は撮った映像は膨大なアーカイブスになると想像している。そして、それが自分の手を離れたとき、きっと何かと反応するのだろうとも。しかし、既存の仕組みの中で扱える小さな話じゃねぇな、と俺は思っている。だから、まずは撮りまくれ! と突き進めている。しかし「撮りためてるうちは撮ってないのと同じだ」「見える形にしてこそ意味がでる」とも言われている。その通りだ。全くもってその通りだ。急げ編集、そして飛べ! だな。




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多胡光純 天空の旅人

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