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【しまなみ海道】爺さん談義


(写真 因島ベース 大浜ビーチ)



離発着に使えると期待していた空地はメガソーラの発電基地になっていた。島の空地はほぼほぼソーラパネルが敷き詰められている。Looks ugly. 安易な投資に腹が立つ。もう少し島の景観や若い者が活躍する余地を残すという発想はなかったのだろうか。


朝、生口島を散歩するお爺ちゃんに挨拶するとしまなみの街道の島々説明をしてくれた。「赤い灯台の向こうには四国で一番高い石鎚山が見えるんじゃ。春は霞んでみえへんな」。去年の夏、仁淀川の源流がある石鎚山を飛んでいた。その石鎚山がしまなみ海道から見える。石鎚山の立ち位置に新しい視点ができ、空間が繋がった感をうけていた。


「あっこに見えるのが伯方島。伯方の塩って知っとるじゃろ。塩でもうけて伯方島。あっこが村上水軍の因島。追い剥ぎ追い剥ぎ、ここを通るなら銭を出せ、ないならないで女子だせ。箱根もおんなじじゃな。目の前の岩城島は島ザクラで有名じゃ。芋菓子でもうけた島じゃ」。どうにも、島の人と話すと直ぐにもうけ話になる場合が多い。土地柄なのか。愛媛の人にもその感をうけていた。一方で高知は酒ばかりを飲んでいて……という落ちになるのだが。


結局、生口島でのベース探しは諦めた。地元フライヤーの空飛ぶジーンズ屋さんの世話になり、因島の大浜ビーチを離発着場にすることができた。助かった...


さ〜てさて、どんな島旅が始まることか。


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