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【上映会・前田牧場】秋田鹿角市熊取平


【写真】前田牧場の前田さん宅で上映会。右から佐藤さん(牧場主)、真田さん(獣医)、前田さん(牧場主)。

【写真】朝霧に覆われた前田牧場。

【写真】夕方の餌やり。肥満は万病のもと。一頭一頭に与える餌の量が違っていた。作業中の前田さん。

【写真】上映内容は「海から山へ青森」。前半は海で八戸、後半は山で熊取平、十和田湖、八甲田の構成。

【写真】会話しながら面白おかしく上映会はすすんだ。



秋田県鹿角市熊取平の前田牧場で上映会を行なった、念願! 牧場主の前田さんとは2006年に行ったNHKの「紅葉列島空の旅」の収録で十和田湖撮影以来の付き合いだ。熊取平は十和田湖を囲う外輪山の南側にある。その時も熊取平の前田さんの牧草地から離発着をしていたのだが、当時は熊取平という土地はさほど印象に残らなかった。森と谷にがいりくみ、ロストポジションしてやっとのことで十和田湖にたどり着いた記憶だけが残っていた。


そして月日が経ち、東北の紅葉の真の色を知ることになり、熊取平に戻ってきた。そして飛ぶと想像を超える空間が広がっていた。とんでもない空間に開拓者の営みが為されていることを知った。絶対に前田さんに映像を見てもらいたい。去年今年と三度熊取平にかようも上映会の日取りがかみあわなかった。共にといってはなんだが、牧場主の朝は早く、夜も仕事は続き休日はない。こちらも朝は早く、夜は早い。それが今日、ついに叶った。


上映会場は前田牧場。参加者3人。上映会開催の決定は当日の朝だった。この日の朝は雨。前田さんと比較的ゆっくりと朝の会話を交わすなか「今日上映会どう?」と提案すると、即決。タイミングとはそんなものなのだろう。


上映会は大きな会場でやるのも良い。しかし、こぢんまりやるのも良い。いずれにしても自分のド真中なこと。場があるだけで嬉しいものだ。前田牧場での上映会は映像を流しながら差しで会話できる心地よさがあった。会がおわると、参加した真田さんからもっと多くの人に見てもらった方が良いと提案を頂いた。上映会活動と人が繋がりつつある。望んでいたことであり、その自然な流れが心に染みた。きっと活動の方向性はこうゆうことなのだろう。 映像を与え委ねる。全てを自分でやることはできない。やることやって、委ねる。この秋にモヤモヤしていた心のつかえをこの上映会が吹き飛ばしてくれた気がしていた。


我々は人の世の中に生きて活かされる生きものだ。飛び込んでいくべきは空間だけでなく、人の世にも同じテンションで飛び込んでいかないと活動は続けられない。偉そうに書いたが、きっとこれは世のなか分業されて見えにくくなっているが、世間一般のことだろう。そして、飛び込むならその先のことはあまり計算しても意味がない。人が相手だし、状況は刻々とかわる。方向性だけを見すえていれば良い。そして夢や目標ってものは、こぢんまりとした活動を積み上げた結晶でしかない。



上映会報告の文章だったが、自己反省の意味も含めて文章化した。さあさあ月末です。今日も一日頑張っていきましょう! 


2021年10月26日

Have a nice day !!! 


————————————— 【多胡光純 天空の旅人】

モーターパラグライダーに乗り空撮してます。

空から撮った映像には地域の宝が映っている! 

全ての映像をシェアしてます。お楽しみください。

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